緑生擁壁とは、壁面緑化と土留めを兼ねた練積みブロック工法です。組み上げたブロックを胴込コンクリートで一体化し、更に基礎コンクリートと天端コンクリートで格子構造とすることにより、もたれ式擁壁と同等の構造となっております。擁壁高を高くしたい場合は、胴込コンクリートに鉄筋をいれると鉄筋コンクリート構造となり、高壁高にも対応できます。また、擁壁高の高い岩盤緑化にも適用できます。緑生擁壁の勾配は、3分~1割程度まで可能ですが、3分~6分勾配が最適です。※大臣認定タイプの勾配は、3分~6分です。
緑生擁壁の特徴
国土交通大臣認定
宅地造成規正法令第14条に基づく大臣認定を取得しています。
控長が短い
他擁壁に比べて、控長が短いため切土部及び掘削制限があるところでも適用できます。
壁面緑化
壁面が緑化できるので、都市部の緑化や地球温暖化対策に貢献します。