L型擁壁

L型擁壁は「たて壁」と「底版」によって構成され、背面から水平に壁を押し出す力が基礎を持ち上げる力に変換する構造になっています。つまり、土圧に対して、躯体自重と裏込め土砂重量で抵抗し、転倒と滑動に対して安定を確保しているのです。より強い力に耐えるため、たて壁と底版を連結する控え壁と呼ばれる部材が取付けられる場合もあります。

L型擁壁の特徴

国土交通大臣認定

国土交通大臣認定

宅地造成規正法令第14条に基づく大臣認定を取得。厳密な調査をのもとで認証を受けた工場によって、製造されています。
合理的な断面構造

合理的な断面構造

合理的な断面構造になっているため、軽量で施行性もよく、経済的にも優れています。
短い工期

短い工期

基礎の上に据え付けて埋め戻しをするだけの簡単な機械施行が可能なため、工期の短縮化が図れます。
土地の有効利用

土地の有効利用

壁面がほぼ垂直になるため、敷地境界まで最大限に土地を有効利用することが可能です。

L型擁壁の施工

1根切り用遺形の設置

2根切りの施行

3基礎用遺形の設置

4基礎の施行

5据え付け用遺形の設置

6敷きモルタルの置工

7製品の据え付け

8目地及び透水槽の施行

9埋め戻し

10裏込め土上面の仕上げ

11完了調査

12目地及び透水槽の施行

基礎の施行

4基礎の施行

製品の据え付け

7製品の据え付け

目地及び透水槽の施行

8目地及び透水槽の施行